2020-07-13

5時過ぎ起床。森田童子のCDアルバム「僕たちの失敗」を聴く。ふと、前働いていた職場の嫌な上司のことを思い出す。朝の支度途中、その上司のことが頭から離れない。心が囚われた状態になる。歯を磨き顔を洗い日焼け止めクリームを入念に塗る。小雨が降っているのでスニーカーではなくレッドウイングのブーツを履き外出。徒歩で地下鉄へ向かう。途中、雨の中神社で参拝している男性の姿。耳にはイヤホンをつけていてる。空き地には自分の背と同じぐらいの高さの雑草が群生している。地下鉄で天神へ向かう。電車内、空いている。一番端の座席に腰掛けてリュックサックから読みかけの本を取り出す。ヘルマン・ヘッセ著作「荒野のおおかみ」を再読。最近、精神科医で作家である岡田尊司氏の「母という病」を読んだ時にこの本が紹介されてあったので気になりもう一度読んでみたくなった。ヘルマン・ヘッセ自身、母親との関係が悪く、成人してからもヘッセは母との関係に苦しめられた。最終的には絶縁状態になり母親の葬儀に出席しなかったことが書かれてあった。そんなヘッセがアダルトチルドレンからの脱却を試みた書籍であることが紹介されていた。この本は1970年代、ヒッピー達から指示された本でもある。両性愛者や酒やドラッグのことが出てくる描写が好きだ。主人公ハリーの自殺願望と孤独な生活。たしかにヒッピー達から指示された理由がわかる。天神地下街のカフェでアイスコーヒーを注文しブログを書く。今日は夕方自助グループへ行く予定だ。