世界人口増加、しかし、日本の人口減少傾向の、真相とは?

2024年の世界の人口動向

2024年4月17日に国際連合人口基金UNFPA)から発表された世界人口白書2024(State of World Population2024)によれば、2024年の世界人口は2023年から約7,400万人増加し、約81億1,900万人となり、世界人口は過去最高を更新する見込みです。

世界人口の増加が続く一方で、同白書によれば、2024年の日本の人口は昨年から約70万人減少し、約1億2,260万人となる見込みとなっています。

 

出典:世界人口白書2024(State of World Population2024)

世界人口白書2024においても、国連の最新世界人口推計(年央推計)を参照

 

また、最新の国連の世界人口推計(年央推計)によれば、人口世界1位のインドの2024年の人口は昨年から約1,300万人増加し、約14億4,200万人に達すると見られています。

一方で、人口世界2位の中国は人口減少が続くと予測されており、2024年の中国の人口は昨年から約50万人減少し、約14億2,500万人になる見込みです。

このように、インドと中国の人口差は広がってきており、2024年にはインドと中国の人口差は約1,700万人まで拡大すると見られています。

 

国連によれば、2025年以降もインドの人口は増加を続け、少なくとも2100年まではインドが人口世界一の国であり続けると予測されています。