インドの舞い踊り人形を探していたら、ナタラジャに、遭遇した俺

俺さ、小学6年生のときさ、そう、ちょうど、相浦小学校から、大野小学校に、転校する前か、転校してからか、とにかく、その頃さ、藤子不二雄の、古漫画にさ、インドの舞い踊りする、骨董品を、主人公の男が、骨董品屋さんで、発見してさ、その、舞い踊り人形は、五万円も、するんだけど、購入して、部屋に、飾ってさ、毎日毎日、ポーっと、頬を、ほてらせて、眺めるという、古漫画読んでさ、そう、それで、俺もさ、その、インドの、舞い踊りする、人形が、どうしても、欲しく、なったわけよ。でもさ、その、骨董品屋さんが、そもそも、佐世保に、多分、探せば、あるんだろうけどさ、当時、インターネットがない、時代だからさ、結局、そう、骨董品屋さんを、調べることすら、できずにさ、ときは、流れていったんだよ。
で、ある日さ、家族で、デパートに、行ったときさ、たまたま、その、デパートのなかで、期間限定の、骨董品を、売る、ちょうど、古本で、言えばさ、古本市、魚雷先生が、足を、ちょくちょく、運ばれてる、高円寺の、西部古書会館みたいなのを、そう、その、デパートで、やってた、わけよ。それで、勿論、その、藤子不二雄の、漫画に、出てくる、インドの舞い踊りする、人形を、血眼【ちまなこ】になって、探したわけだよ。で、あったんだよ、勿論、サイズも小さいし、舞い踊りも、しないんだけどさ、そう、インドの神様を、発見したんだよ。それが、実は、【ナタラジャ】っていう、すべてを、破壊しまくる、神様なんだよ。勿論、当時、宗教について、詳しくないからさ、名前も、ナタラジャなんて、知らなかったんだよ。でも、まぁ、その、藤子不二雄の、漫画に登場した、舞い踊り人形に、似てたからさ、少し、ま、いいか、これで、と、思って、買ったんだよ。で、値段は、2500円だったんだよ。そんでさ、その、ナタラジャ人形はさ、俺が、小学校6年生に、買ったんだけど、なんとさ、俺が、今の、次郎丸の、ボロアパートに、越してくる前の、姪の浜の、名柄団地に、住んでるときまで、大切に、持ってたんだよ。そう、だからさ、高校卒業して、上京するときも、その、ナタラジャを、持って、田舎を、旅立ったわけよ。でさ、東京で、ヘレンと、出会って、ヘレンの、マンションに、ちょくちょく、俺は、足を運ぶ、生活が、続いたんだけどさ、そう、ある日さ、ヘレンも、インドの神様の、置物を、持ってたんだよ。それが、名前忘れたけど、横笛を、吹いてる、神様なんだよ。そう、インドはさ、キリスト教の、イエス・キリストオンリーの、一神教崇拝者と、違って、多神教なんだよ。ナタラジャがいて、シバ【🐘🔱】、がいて、あと、その、ヘレンが、持ってる、横笛を、吹いてる、神様なんだよ。あ、あと、ハヌマーン🐵か。たしか、他にも、いるよ。で、俺さ、姪の浜の、名柄団地に、住みだしたころさ、ちょうど、倉光病院の、グループホーム光を、卒業してさ、名柄団地に、ひとり暮らしはじめたころに、本格的に、SDA教会⛪に、毎週土曜、通うことに、なっててさ、その、多神教崇拝の、信仰心から、イエス・キリストオンリーの、一神教崇拝者へと、考え方、宗教心が、変わっていったんだよ。そんでさ、カトリック教の、アッシジの聖フルンチェスコという、キリストの、再臨なんじゃ、ないかと、言われた、聖人が、その昔、いたわけよ。で、それを、知ったのはさ、アルコール依存症者の、酒をやめるための、テキストブックから、知ったんだよ。その、本の、タイトルは、忘れたよ。で、その本に、アッシジの聖フランチェスコの、祈りが、紹介されててさ、それ、【平和の祈り🙏】って、言うんだけどさ、とても、良いんだよ。で、こんなこと、書いてあるんだよ。【主よ、私を、平和の道具として、お遣い下さい】あと、たしか、【憎しみのあるところに、喜びを、戦争のあるところに、平和を】とか、書いてるわけよ。で、ある日さ、その、アッシジの聖フランチェスコの、平和の祈りの、ポストカードを、俺に、くれた人がいてさ、そう、その人が、グループホーム光で、一緒に、入所して、生活してた、【荒牧さん】なんだよ。彼は、今、刑務所のなかだよ、飲酒運転で、逮捕されたらしいという、風の噂で、知ったんだけど。で、その、名柄団地に、住んでるときにさ、平和の祈りの、ポストカードを、寝床の、頭の上の、壁に、画鋲で、貼り付けて、朝と晩に、2回、お祈りする、習慣を、続けたんだよ。そんでさ、ある日、そう、夢のなかに、透明な、神様が、出てきてさ、俺を、包容してくれたか、握手してくれたか、どちらかの、夢を、みたんだよ。それ、昼寝だよ。そんで、そのあと、子供の、神様である、アキラが、夢に、出てきた、わけよ。そう、そんでさ、なんとなく、この、ナタラジャを、長年、大切に、持ってたんだけども、そろそろ、捨てる時期かなと、思ったんだよ。仏教の、断捨離にも、興味を、示してたからな。そう、それで、ナタラジャ、捨てたんだよ、福岡指定の、ゴミ袋に、突っ込んだんだよ。で、あとさ、グループホーム光 時代に、キャンバスに、俺が、描いた絵も、ほぼほぼ、全部、捨てたわけよ。そしてさ、今の次郎丸の、ボロアパートに、引っ越して来てから、さらに、今まで、描いてきた、絵を、片っ端から、捨てて、いったんだよ。そう、どうしても、捨てれない、良い絵も、あったんだけどさ、とにかく、その、仏教の、断捨離に、凝っててさ、当時、気に入ってる、まだ、着れる、洋服まで、ほぼほぼ、捨てたわけよ。紺色のダッフルコートとか、黄色い、コーデュロイパンツとか、ドクターマーチンとか、レッドウィングとか、とにかくさ、捨てまくってたらさ、なんとなく、その、今、自分が、やってることは、おかしいんじゃ、ないのかな?と、ふと、考えて、一旦、ゴミ袋に、入れた洋服を、もっかい、出して、衣装ケースに、入れ直す作業を、今度は、はじめたんだよ。そしたらさ、こんな声が、聴こえたんだよ、【大丈夫、大丈夫、捨てなさい、また、買ってあげるから】と、そう、この声の、主、爺ちゃん🦠仏様、だったんだよ。
でさ、冬服が、無くなったわけよ。断捨離で。
そんで、天神の、デパートのなかに、入ってる、ブック・オフの、古着コーナーで、また、安い、冬服を、1着、購入したんだよ。そんでさ、その、1着はさ、エンジ色の、内側に、ボア付きの、コーデュロイジャケット、なんだよ。値段は、1500円くらい、だよ。でもさ、重くて、着心地、悪かったんだよ、その、エンジジャケットは。サイズは、合ってたんだけども。そして、そのあと、2ndストリートで、クリーム色の、フリースジャケットを、買ったんだよ。値段は、確か、2千円くらいだよ。で、その、フリースジャケットは、すこぶる、着心地が、良いから、エンジジャケットは、ほとんど、着てなくて、毎日、その、クリーム色の、フリースジャケットを、羽織って、姪の浜の、B型作業所、オハナに、通うことに、なったんだよ。