2023-10-24

晴れ。午前七時前に起床。村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」を読みながら、大便。音楽を聴きながら朝支度。「涙くん、おはよう」。顔を洗い、歯を磨く。先日、セカンドストリートで購入した、肩にアメリカの国旗がついた紺のスウェットに古着のワークジャケットをはおり、色落ちしたブラックデニム、バンズのスリッポンでアパートを出る。肌寒い。今日は、区役所に先日ポストにマイナンバーカードの申請書が入っていたので、それを持って受け取りに行く。精神病院のデイケアに、理由を話し、遅れるが出席すると連絡を入れる。そのかわり、昼飯は持参してくださいとのことでまとまる。区役所まで徒歩で向かう道すがら、アートになりそうなシケモクやポスト、アパートとアパートの隙間の写真を撮る。その都度、インスタグラムに投稿。珍しく、個人のバイク屋のオートバイの写真も撮る。片足切断されている女性の後ろ姿、(この方は、昔から地下鉄で遭遇していた)杖をついた初老の紳士。音楽が欲しくなり、久しぶりに椎名林檎の古い曲を立て続けに聴く。優男、オルゴール、透明人間、キラーチューン、ここでキスして。区役所に着き、受付に申請書を提示。思ったより、スムーズにことが運ぶ。区役所内にある本棚に目がいく。二冊までは、自由にお持ち帰りの札。ウィリアム・バロウズの「ジャンキー」を発見。区役所に置くような本ではないなと思いながらも、迷わずリュックサックに入れる。「ジャンキー」は、高円寺の古本屋で過去に二百円で購入し、面白く読んだ本。しかし、断捨離したので再読してみるのも悪くない。もう一冊はパトリシア・ハイスミス著「キャロル」という本。後ろのあらすじを読む限り、レズビアンの恋愛小説。パトリシア・ハイスミス自体に興味があるのでこちらも迷わずリュックサックヘ入れる。パトリシア・ハイスミス1921年テキサツ生まれの作家。1945年、「ヒロイン」で作家デビュー。ここ数ヶ月前から、フォローしていない動物や昆虫の画像や動画が私のインスタグラムには上がってくる。それらの画像を見ながら、私が書くべきコメントをインスタグラムへ投稿。先週、腕に入れた聖母マリアのタトゥーがまだ痛い。見てみると、マリア様の顔に二箇所切り傷がが入っており、血が出ている。もう少し、経過を待ち、色が落ちているようであれば入れ直しだ。区役所の手続きが終わり、徒歩で区役所へ向かう。ミニストップで昼飯を購入。焼きチーズカレー、出汁むすび、ミネラルウォーター。デイケアへ到着し昼飯をすませたあとに日記をつける。