2023-10-29

曇り。午前五時前起床。ユーチューブであのちゃんの動画を視聴する。雨が降りそうなので、スマホで天気予報のチェック。昼間は曇りだが、夜に傘マークがついている。外干ししている洗濯物を部屋に取り込み、まだ幾分湿っているので、部屋干しして扇風機の風をあてて乾かす。扇風機のタイマーのメモリを二時間後に切れるように設定する。顔を洗い歯を磨く。三つボタンのロングスリーブTシャツ、胸にイギリスの国旗が刺繍されたナイロンジャケット、カッパのジャージパンツにバンズのスニーカーでアパートを出る。地下鉄で天神へ向かう。電車内、先日図書館で借りた「つげ義春日記」を再読する。この本は、三年ほど前に読んでおり、とても面白かった。つげ義春先生と、奥さんと一人息子の生活が記されているだけなのだが。つげ義春先生の金にむとんちゃくな生き方が好きなのだ。食える分だけ稼いでしまうと、昼間は、寂れた喫茶店の片隅に座り、日が暮れるのを待たれる。食にもこだわりがなく、食べる物と言えば、納豆かトースト。実力は、十分あるにも関わらず、ゲゲゲの鬼太郎を描かれた先生(名前をど忘れしたが)→【水木しげる先生と編集しながら思い出した】のアシスタントをされていたところも好きなのだ。それも、月の半分くらい働いたら、あとは散歩したり、喫茶店で一日を過ごされる。唯一、仕事をしていると言えば、夢日記をつけておられた。ただ、見た夢を忘れないように、文章に起こしておくだけだ。そうやって、あの芸術漫画「ねじ式」は生まれたのだ。天神に着き、ロッテリアでトマトと彩り野菜バーガーとメロンソーダを注文。朝メニューのため、ポテトのかわりに、名前は忘れたが、あの揚げ物を二個注文する。腹が減っているのだ。店内、一組の五、六人組の若者。男ばかりで、一人だけ女の子がまじっている。昨夜、酒を飲んだからか、やけに声がでかい。耳障りなので、さっさと、食べてしまうと、足早に店をあとにする。本当は、ロッテリアで日記を書こうと思っていたのだ。かわりに、よく行くドトールへ向かう。アイスティーSサイズを注文。二階のいつもの、席に座ろうとするが、ここも一組の若者集団に占領されている。今度は、男ばかり十人ぐらいで大声で話している。ガラも悪い。仕方なく、三階へ登る。今度は、六十代ぐらいのカップルらしき男女が向かい合って座っている。他に、客はいないのだが、ババアの声がやけにデカくここも耐え難いので二階の喫煙所スペースへ向かう。ここは、一応静かなのだが、さっきのガラの悪い男集団の笑い声が扉が閉まっているにも関わらず聞こえてくる。もう、行き場が無いので、仕方なくここで日記をつける。