死期日、近めの、者たちへ、死への心構えと、せめてもの、償いの、時期

それは、薄く、細く、では、あったが、確実に、僕の、コメカミを、貫くほどの、破壊力を備えた、何者かが、そっと、僕の、耳元に、囁きかけるように、入ってきたんだよ

ソイツは、残虐、無非道、木っ端みじん、つまりは、破壊するためだけに、何者かに、こしらえられた、本物の、そう、正真正銘の、悪、そのもの、だったんだよ

 

風たちぬ、いざ、生きもめや

あなたが、そんなこと、口にするもんですから、わたし、もう少し、生きてみたくなったじゃない