目黒川での、テレパシー体験記

俺さ、目黒川の、ヴィンテージ古着屋の、テレパシールートってとこで、働いてたのよ。23歳ぐらいのとき。そんときさ、はじめて、テレパシーを、経験したんよ。俺が、スウェット、たたんでたらさ、後ろから、心のなかに、囁かれたのよ。で、後ろを、振り向いたらさ、痩せて、背の高い、三十代がらいの、男性が、立っててさ、じっと、こっち見てるのよ。客なんやけどさ。で、こっちも、見つめてたらさ、近づいてきて、何か❓忘れたけどさ、話しかけられたのよ、その男に。一言。でさ、なんか、俺の、心のなかに、話しかけてきたことを、相手も、知ってるような、気がしたのよ。その、話しかけられた、内容が。で、ただの、それだけの思い出なんやけどさ、ずっと、記憶に、焼き付いてて、忘れられんように、なってたんよ。でさ、そんとき、俺、ヒゲさんっていう、ボンボンの、娘の、女性と、ルームシェアしてたんよ。でさ、ヒゲさん、インドの、ゴアに、ちょこちょこ行っててさ、大麻とか、LSD、入手してきてたから、俺も、一緒に、吸ってたのよ。で、だからさ、そんときは、テレパシーって言うよりもさ、ようは、前夜、薬で、キマってたから、それが、朝まで、残ってて、そんな、不思議な、現象が、起きたと、一応、自分のなかで、その不思議な、テレパシー出来事を、位置づけたんよ。でさ、最近あった、2回目の、再臨の時にさ、それが、薬も、勿論、関係してるんやけどさ、正真正銘の、テレパシーってことを、知ったのよ。それで、ようやく、その、不思議な、思い出が、解決できたんよ。