2020-07-18 ❷

天神からさざんぴあ博多まで歩く。さざんぴあ博多の中にある図書館で本を読む。江國香織著作、「真昼なのに昏い部屋」。最初の10ページほど読んで面白そうなストーリーなので借りることにする。腹が減ったので図書館を出て適当にコンビニを探す。セブンイレブンを発見したがイートインスペースがないので何も買わずに出る。商店街の中を歩く。南福岡駅が見えたので中に入る。駅の中にスーパーがあるので入る。小豆がかかった3本入りの団子と炭酸水を購入。駅前で立ち食いする。FREE WiFiが使えるのでブログを書く。書いていてふと、孤独を感じる。これからの自分なりの「生き方」を頭の中でゆっくり再確認することで心を落ち着ける。定職にはつかずに日本全国の自助グループを巡る「生き方」。今住んでいる福岡だけではなく、県外の自助グループにも泊りがけで巡る。金が無くなれば福岡に戻り適当な短期のアルバイトをする。ある程度の金がたまり次第また自助グループ巡りの旅に出る。その繰り返しで人生を終える。一つの場所にとどまらずに生涯を旅に捧げだ種田山頭火の「生き方」を参考にしている。禅の修行僧は一箇所にとどまらずに修行して回ったという。そんな修行僧を例えた禅の言葉がある。「行雲流水」。流れる雲や流れる水のように淀みなく、欲や物事に執着せずにその場の成り行きに身を任せて淡々と生きるという諺だったはず。とても好きな言葉だ。ジャックケルアック著作、「路上」の最初の方に出てくる「ミシシッピジーン」という浮浪者もそんな生き方をしていた。種田山頭火はアル中で常に自殺願望を抱えながら旅をしていた。彼の書物を読むと種田山頭火の人となりが見えてくる。アル中で苦しみながらも心の優しい部分は手放していない。希死念慮が沸いたら山頭火の本を読むのも良いかもしれない。