2020-07-18

6時半過ぎ起床。ステレオでサイモン&ガーファンクルを聴く。歯を磨き顔を洗う。体重を計る。51.8キロ。外から蝉の鳴き声が聞こえる。夏を感じる。日焼け止めクリームを気持ち多めに塗る。手の甲と顔と首筋。古着のロンTに色落ちしたブルージーンズという格好。靴はレッドウイングの黒いブーツ。晴れているので天神まで徒歩で向かう。土曜なのに通学中の学生の姿。途中、さなぎから孵化した蝉の幼虫がアスファルトにとまっているのを発見する。羽は薄くまだ開ききっていない。鳥や野生動物に捕食されることなく無事大空を飛び回ることを願う。川沿いの道を歩く。川には野生の鯉が優雅に泳いでいる。黄色い服を着た交通安全の男性に挨拶をされる。こちらも挨拶を返す。初老の男性。途中のコンビニで炭酸水を購入。2時間程で天神に到着する。天神地下街のカフェに入る。アイスコーヒーを注文する。昨日はある出来事があり精神的にかなり苦しくなった。一晩寝て少し落ち着いたがまだ気分はすぐれない。とにかく私は孤独なのだ。相談できる相手が一人もいないというのが問題なのだろう。精神病院の診察やカウンセリングを受けることで少しは心の負担を下ろせているのかもしれないが限界がある。普通は配偶者や親兄弟、友人、恋人などに悩みを聞いてもらい、また時には相手の悩みを聞くことで精神的な苦しみを軽減しているのだろう。しかし、私は上記の人間関係が誰一人いない。悩み苦しみは一人で解決していかなければいけない。人と親密な関係を築くことができない故に相談できる相手がいない。そこに問題があるのだろう。行きつけの喫茶店に少し前に新人の女の子が入った。恐らく、アルバイトだろう。土日しか勤務していない様子。最初は緊張して働いている様子だったが、徐々に打ち解けて古株の従業員ともおしゃべりを楽しむ様子が見受けられるようになった。この一部始終を約1ヶ月ほど観察して、人はこのようにして友達なり同僚と親しい関係を築いていくのだろうと思った。