さよなら人類、そして、森田童子🕶について。

さよなら人類が、流行った頃、母さんの、股関節の、手術を受けることが決まり、1年ほど、婆ちゃんの家に居候いそうろう、することになった。それで、ある日、雨のなか、地域の本屋、ユーイングの駐車場で、どしゃ降りの、雨のなか、17sアイスクリームを、なめていたら、痩せがたメガネの、清楚な女性に、声をかけられ、気づいたときには、彼女のさす傘のなかに、すっぽりと、包まれていた。その後、家まで、送り届けてあげると言われ、所謂、あいあい傘で、二人は、婆ちゃんの家に向かった。結局、途中で、その、ヤセ型、清楚メガネ女が、うす気味悪くなり、婆ちゃん家に着く前に、僕は、あいあい傘から、抜け出して、礼も言わずに、走り出した。その、ヤセ型清楚メガネ女を、例えるなら、地味な、図書館の職員みたいだった。そう、文学系の、大学に進み、専業作家を、目指したのだけれど、途中で、どうでもよくなり、図書館の職員に、落ち着いた、どことなく、世捨て人を、匂わせていた。そして、去年の夏、僕は、路上で、強制わいせつ罪で、逮捕され、約、2ヶ月半ほど、留位置所に、ぶち込まれていたのだけど、そのとき、森田童子🕶との、交信を、蜜にとることで、その、ヤセ型清楚メガネ女が、森田童子の、転生であることを、知った。