目を、疑いたく、なるような、死体の、山を、私は、一人、トボトボと、その、恐らく、夢のなか、なのでしょうね、歩いて、おりました、
はい、いいですよ、そこまでで、
じゃ、次の、夢の、分かち合いを、したい人は、いますか?
あ、私、いいですか
はい、どうぞ、ただし、できるだけ、短く、簡潔に、皆に、伝わるように、という、ルールを、踏まえた上で、話してくださいね、誰かさんみたいに、ダラダラと、話すんじゃ、ねぇぞ、喋れよ、はよ、喋らんかいな?キサマ、殺されてぇのかよ、おい、コラ、
そのとき、でした、私の、背中に、見たこともないような、白い、翼が、生えたんです、それで、その翼は、私の、意死どおりに、自由に、羽ばたきました、そしたら、そうです、私、フワッと、中に、浮いてたんです。その、翼で。そのとき、どこからともなく、御経が、聴こえてきました。それで、私、とても、怖くなったんです。それで、私は、懸命に祈りました。神様、私には、この翼は、必要ございません。どうか、もとの、質素な、生活に、戻してください。と、祈ったんです。
そう、彼女、実は、今日、旅立ったんだよ、みんなより、先に、もう、彼女の、限界が、きたんだよ。つまり、そういうことだよ。