2020-08-05

8時少し前に起床。ビートルズのCDアルバムをかける。一曲目、「イエスタデイ」。歯を磨き顔を洗う。キュレルの化粧水、保湿ジェル、日焼け止めクリーム。プリントもののロンTにストレッチ素材のブラックジーンズ。ドクターマーチンを履きアパートを出る。天神まで徒歩で向かう。アスファルトに転がる蝉の死骸。歩行中、誤って乾燥した犬の糞を踏む。天神のコンビニで炭酸水を購入。ドトールに入り、アイスコーヒーのSサイズを注文。いつも座る席はテーブルが汚れているので別の席に座る。ブログを書く。今日は14半から博多のカトリック教会で開催される自助グループに出席する。今日で2回目の出席。主催者Mさんの人柄とても良い。Mさんも私と同じ人に対する恐れが強く長年苦しんでこられた。今も人に対する恐れは感じているとのこと。しかし、精神病と歩みながら生きる生き方を見出されている様子。先行く仲間としてこれからもお付き合いさせていただきたいと思う。先日、アダルトチルドレン自助グループで「認知行動療法 べてるの家」というDVDを観た。「べてるの家」は北海道にある。知的障害となんらかの精神病や依存症を抱えている方たちがグループホームで共同生活したり、デイケアに通所している様子を取材したもの。「べてるの家」では病気(精神病)は「宝」と言われている。「勝手に治すな私の病気」をスローガンに掲げている。精神病を治すのではなく、精神病を抱えたまま生きづらさを少しでも軽減して生きていく方法を皆で考えているのだ。摂食障害の患者が10人集まり、摂食障害をどうやって治すか?ではなく、逆にどうやったら摂食障害になれるか?を皆で考える。精神病を治そう治そうとしたら簡単に治るわけじゃないので途中で挫折してしまうのがオチだ。じゃあ、逆に今抱えている精神病を治さずにどうやって生きていくか?を考えようというわけだ。精神科医斎藤学氏も同じようなことを言っていた。斎藤学氏の患者である文筆家の女性が斎藤学氏と対談する書籍「へんでいい」にも同じようなことが書かれてあった。「病気はその人の個性だから面白がりましょう」というようなことをその書籍では斎藤学氏は語っている。「摂食障害で食べたり吐いたりしている人は吐くのが名人だから毒を盛られても生き延びることができる(笑)」などと冗談を言われている斎藤学氏の言葉を記憶している。「認知行動療法 べてるの家」を観て、もう一度「へんでいい」を読みたくなった。