2021-01-15

近所のスターバックスでブログを書いている。最近ここで書くことが多い。緊急事態宣言が福岡にも出て就労移行支援センターでも通所時間が短縮された。もともと長時間団体の中に身を置くことが苦手なわたしにとってはそんなに苦痛ではない。そうは言っても今後、通所すらできないと言われるときつい。3年ほど通っている精神病院の院長が前々から苦手だったのだがとうとうマックスで苦手になってしまいほかの精神病院に変えようと考えている。以前、講演会に参加したことのある精神病院に問い合わせしたところ入院患者しか今は受けてないとのことで断られた。ほかにもいくつか精神病院は知っているが自分が心底通いたいと思う所ではないので当分は今の精神病院に通うことになりそうだ。話は変わるがわたしはかつて東京の高円寺に住んでいた。1ヶ月ほど前、イラストレーターの武藤良子さんのブログを読んでいて都丸書店が閉店になったことを知った。高円寺に住んでいる頃は仕事帰りや休日によく都丸書店に通ったものだ。外に置いてある本棚の本の背表紙を見ているだけで楽しい気分になれた。そんな思い出の本屋が閉店したことは寂しい。中に置いてある本は高くて手が出せなかったからもっぱら私は外の本を買っていた。それでも一冊200円と当時の私にとっては効果だった。BOOKOFFの100円コーナーで掘り出し物を見つけるのも楽しみだった。ジャンジュネの「泥棒日記」がBOOKOFFの100円コーナーに置いてあるのを発見した時は背表紙が浮き上がって見える現象が起きた。この現象は古本好きの人には分かると思うが自分が前々から欲しかった本を古本屋で発見した時、それも外に置いてある100円ラックのコーナーなんかで発見した時に起こる現象だ。ウィリアムバロウズの「ジャンキー」もBOOKOFFの200円コーナーで発見したことがある。ソローの「森の生活」は高円寺のマニアックな古本屋で200円で発見してその場で買うことをためらい買わなかったのだが、仕事中にどうしても欲しくなり途中仕事を抜けて買いに走ったことを覚えている。このブログを書いていて高円寺に住んでいたことが懐かしく思い出せる。