【アキレスと亀】北野武監督/あのちゃんとの会話

アキレスと亀の主人公の生き方が好きなんよ👀誰を妬むことなく、ひたすら、自分の芸術を追求していく男。そして、結局、最後まで、評価されることはないんよ👀ただ、絵は評価されることはなかったかけど、ずっと変わり者の主人公の男のそばにいた、奥さんの「愛」は勝ちとるんよ。そして、正確に言えば、「一流の芸術評論家」からは、一切評価されることは、なかったけど、主人公の男の求めていた芸術かどうかは、わからんけど、ある「到達点」には達するんよ。もう、ゴミみたいな芸術作品なんやけど。コカ・コーラの空き缶を、貫通させて、そこに枯れ木の枝をぶっ刺して、路上で高額な値段で売りだすんよ。それを珍しそうに見た、通行人のカップルが見て、最初は、冷やかすんやけど、女のほうが、「でも、これ、なんか良くない?」って彼氏に言うんよ。つまり、通行人にそういう感情をもたせることができたってことは、芸術を追求する人間にとって、立派な一つの「到達点」に達したってことなんよ👀一流の芸術評論家からは見向きもされんかったかもしれんけど、作品で金を稼んぐことはできんかったかもしれんけど、立派な「到達点」であることにかわりはないんよ👀