小学校の、頃、何度も、読み返した、本だよ。勉強机には、図鑑やら、こんな、わけの、わからん、本ばっかり、小学生の頃は、並べてたよ。それでも、多読な、学生生活は、おくって、ないんだよ。俺が、本に、凝りだしたのは、春樹先生の、海辺のカフカ、読んでから、乱読生活開始したんだよ。当時、結婚していた、ヘレンも、うんざりしてたよ、俺が、本ばっか、読んでたから。でも、ヘレンは、俺に、海辺のカフカを、読めと、ヘレンから、古本屋で、海辺のカフカの、上巻だけを、プレゼントされたんだよ。学芸大学の、古本屋だよ。その、買ってもらった、海辺のカフカを、片手に、ヘレンと、俺は、碑文谷公園、散歩したんだよ。そう、十年前に、婆さん、殺害されて、バラバラの遺体を、碑文谷公園に、投げ捨てた、ガキがいて、その、碑文谷公園の、池のなかに、生息している、ミシシッピアカミミガメ、通称、ミドリガメが、婆さんの肉片に、食らいついて、食ってたのを、通りがかりの人が、これは、人間の、肉じゃなかろうか？と、考えて、届け出をだしたところ、案の定、人間の、死体だったんだよ。この、ニュースを、俺は、たしか、2015年〜2016年に、かけて、福岡市早良区野芥の、アミューズエヴァという、名前のマンション、ぎり、マンションだよ、に、住んでて、ニュースで、知ったんだよ。で、この、ニュースを、観て、俺は、雑食性の、動物、すなわち、ライオンや、シマウマのように、ひとつの、種類の、食べ物だけを、食べてる動物に比べて、そう、人間を、ふくめた、雑食性動物が、気持ち悪く、感じるように、なったんだよ。勿論、亀は、雑食性なんだよ。
