人口爆発が起こる原因とは?

世界人口推計(WWP)によると、現在80億人の世界人口は、2030年に85億人、2050年には97億人に増加する見通しです。一方で、人口が減少する国もあります。

世界人口は2055年には100億人を超えると予測されています。人口増加が著しいのは途上国ですが、その理由のひとつに、子どもが成人まで生きられない環境があります。劣悪な衛生環境や食糧不足によって多くの子どもが命を落としている一方で、各家庭では貧困を補うための労働力として家族を増やす必要があります。貧困問題と人口増加はこうした悪循環から生まれます」(子どもの環境・経済教育研究室代表の泉美智子さん、以下同)

 

人口爆発が起こる原因とは?

イギリスの経済学者トマス・マルサス1798年、著書『人口論』のなかで、人口が毎年定率で増え続ければ、食糧生産を上回り、食糧の奪い合いが起こり、その結果貧困や犯罪に発展する可能性があると記述しました。事実、18世期から現在まで人口は増え続け、資源不足や貧困増加が問題となっています。

 

人口爆発の原因は単純なものではありません。さまざまな要因が絡み合って起きています。大枠として捉えるのであれば以下のようなことが挙げられます」

1.途上国の出生率の高さ

「先述の通り、途上国の貧困層は労働力として一家庭の中で子どもを多く持つ必要があります。しかしながら、子どもが健康に成長し労働力となる確率が低い(幼児死亡率が高い)ため、より多くの子どもを産んで労働力を確保しようとします」

 

2.医療技術の進歩による死亡率の低下

「2000年以降、質の高い保健サービスへのアクセスが向上したことにより、乳幼児の死亡率は半減。妊産婦の死亡数は3分の1以上減少しています。医療の進歩はよろこばしい一方で、人口爆発のリスクを抱えることとなりました」

 

3.技術革新による作物生産の向上

「農業の技術革新によって農作物を安定的に作れるようになり、低コストでの大量生産が可能となりました。規模が大きくなるにつれて生産の担い手が不足していくと、労働者たちは安い賃金で働かされるようになりました。そして労働力確保のための手段として出産を増やしていきました」

 

人口が増え続けることで懸念される問題

1.食糧不足

「人口が急激に増えることにより、食糧の生産・供給量以上に需要量が増えていきます。限りある食糧を取り合わなければならなくなり、食糧の物価高騰は免れません。その結果、途上国を中心に飢餓が広がることが懸念されます。SDGs目標2でも掲げられている『飢餓をゼロに』の実現には、持続可能な農耕・畜産により、食糧供給網を安定させることが重要です。持続可能な農業を実現するためには、水源の保全森林伐採を回避すること、農薬をなるべく使わないことなどが重要になってきます。また、期待される新技術にフードテックがあります。代表的なものでは、大豆を原料とした代替肉が有名です。牛や豚の飼育が減少すると、動物たちの排出するメタンガスの削減にもつながり、温暖化の緩和が期待されます」

 

2.エネルギー資源の枯渇

「不安定な世界情勢のなか、現在もエネルギー問題が懸念されていますが、人口増で、深刻化の恐れがあります。資源を巡っての戦争も起こりやすくなるでしょう。これらの解決に向け、太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーを活用していくことは国連で重要視している課題です。SDGs目標7の『エネルギーをみんなにそしてクリーンに』と重なりますね。この目標の実現のためには、できるだけCO2排出量の少ない電源を主役にすることが重要です。未来のエネルギー戦争を食い止める鍵を握るのも、気候変動対策の鍵を握るのも、再生可能エネルギーだと言えます」

 

3.貧困や環境問題の悪化

「人口が増えれば、資源の消費が増え多くの生産力が追いつかなくなるのは明白です。資源の取り合いが大きくなれば、さらなる貧困や経済格差が生まれます。SDGsの目標の一番目に『貧困をなくそう』が掲げられているように、人口爆発に対策する上でも、あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせることが急務です。また、不足する資源を供給するために、森林伐採や耕地を拡大していけば、地球温暖化が加速します。SDGs目標13の『気候変動に具体的な対策を』がここに当たります。気候変動への緩和策としては、白熱灯をLEDに切り替えたり、移動は公共交通機関を使ったり、エアコンの設定温度を冬は20℃、夏は28℃に見直したりするなど、日常生活でもできることはたくさんあります」

僕の、私の、人口削減期

僕らは、田舎の、とある、ボロ家に、家を借りた。田畑は広がり、買い物には、幾分、手間はかかったが、のどかな、田園風景広がる景色には、幾分、僕らの心を、落ち着かせた。そう、都会に暮らしていた、僕らは、野蛮な街の変わりように、命の危険を感じて、命からがら、ここに、越して来たのだ。都会の街では、所謂、特化型の、過激派宗教信者たちが、血眼になって、源核大兒童の、旗を振り上げ、放射能、散弾銃、火炎瓶が、飛び交い、激しい銃撃戦が、今日も、くり広げられていた。政治家たち、富を、蓄えているものたちは、真っ先に、その標的に、され、皆、惨殺された。そう、彼らの標的にする、対象者は、偽善者や、莫大な富を抱えながらも、我の私利私欲の、為だけに、銭をつかい、周囲の困っている人たちを、馬鹿にした目つきで、あざ笑うような、所謂、霊天上界の、秩序が乱れる対象者は、すべて、惨殺するよう、指示が出ていたのだ。そして、それを、遂行することにより、自分自身の、過去の、カルマ🚗により、向かう可能性があった、永久溺れ地獄から、脱出できるという、条件が、ある日、提示され、皆が、我先にと、飛びついた集団だったのだ。勿論、その中から、さらに、吟味され、より、戦闘能力の、長けた者が、優先的に、この仕事を、請け負うことができる仕組みになっていた。

 

霧島の、空の下に、降り立った僕らは、陽光の光に、思わず、額を手で、遮った。

 

いや、ここなら、僕ら、しばらくは、暮らしていけそうだな。

 

でも、まず、キッチンばさみ、買いに、行かなきゃね。

 

あぁ、そう言えば、君、そんなこと、言ってたね。でも、こんな田舎に、そもそも、コンビニや、スーパーマーケットなんか、存在しないだろ。

 

あら、でも、家、出てくる前に、調べた、小旅行ガイド冊子には、一件だけ、個人経営の、小売店が、あるって、書かれてたのよ。確か、店の名前は、「清いの店ココロ」って、名前の、店名だったと、思うんだけど。

 

そう、たしか、元々は、乾物専門店で、店を、はじめたらしいんだけど、それだけじゃ、中々、思うように、売上げが、立たなくなっていって、三代目の、息子さんが、一念発起されたあと、思い切って、乾物だけじゃなく、日常の、主婦さん向けの、台所用品を、店の商品として、扱ってみては、どうか?と、考えられて、最初は、親戚中から、もう、大反対されたらしいんだけど、奥さんに、子供が、産まれたことで、いよいよ、経営が、成り立たなくなられて、もう半ば、無理やり、周囲の反対を押し切って、そう、思い切って、台所用品を、店の商品として、取り入れたところ、それが、なんと、大当たり、そう、大ヒットしたって、話しなのよ。

 

その旅行冊子には、そんなことまで、書かれてあったのかい?